またジメジメした梅雨の季節かぁ・・・北海道にでも行くか！
と思いきって北海道まで足を延ばしてくれた方には不幸としか言いようがないぐらい、今年の全日本ダートトライアル選手権第４戦「ダートスペシャルinスナガワ」は、徹底的に雨にたたられました。
我々が金曜日に準備を行っている時は穏やかな薄曇りで、前週に行われた「オールジャパンジムカーナ」（全日本ジムカーナ選手権）の雨は去ったと淡い期待を抱いていましたが、土曜日になって一転、あちこちに池が出来上がる位の断続的な雨となりました。
この日は公開練習日で、選手にとって最後のチェックを行うのに重要な日でしたが、その多くがヒート1終了後に走行終了。次の日の本番に向けて車へこれ以上の負担はかけられないというのがその理由ですが、スタート位置の池のようにたまった雨水を見ればそれも理解できました。
練習走行終了後、我ら運営チームは電動ポンプをそのスタートに広がる「池」に投入し、みるみる水がなくなっていくのを見届けてからその日は終了しました。
そして本番当日、期待は見事に裏切られ、土曜日よりもさらに強烈な雨模様となり、加えて気温も非常に低く、運営オフィシャルのみならず観客も初秋のような気候の中で体を震わせていました。
その中でダートトライアルのヒート1がスタートし、今回SA2クラスには我らが岡 直貴選手が登場しました。今年は地方選手権で好成績を連発し、勢いそのままに砂川に乗り込みました。できれば晴天の中でその実力を発揮する姿を見たかったですが、雨の中でも他に負けず大健闘。結果は16台中9位でしたが、全日本で走ってくれるその雄姿に勇気づけられました。
午後のヒート2になるとその雨脚はさらに勢いづき、本来であれば皆が勝負をかけるところにもかかわらず、そのほぼ全てがヒート1のタイムを上回れず、結果は1本目でほぼ決した大会となりました。
ギャラリー向けのじゃんけん大会や抽選会といったところは非常に盛り上がり、またこの天候にもかかわらず多くの方が観戦に訪れ、この地域にイベントが根差しつつあることを感じることができました。
昨年も雨でここ最近は天候に恵まれませんが、来年こそはお日様に恵まれるように、みんなでお祈りをしましょう！！
やっぱり夏の北海道は爽やかでなくっちゃ！
