学自研 第24回氷雪路ドライビングコンテスト

スラローム
1月17日(土)に新千歳モーターランド・ダートトライアルコースで行われた学自研(学生自動車研究会)主催の第24回氷雪路ドライビングコンテストの開催に協力してきました。

学自研とは公益社団法人自動車技術会の組織で、学生自動車研究会の略です。学生ならではの自由な発想を大切にした様々な活動を展開すると共に海外の学生や若い技術者との新しい交流の輪を広げるといった活動を行っています。
本大会は雪氷路上での進む、曲がる、止まるといった基本動作の限界点を知る事により、一般道を走る際の安全運転技術の向上を目指して行われました。

 

ブレーキゾーン
当日は特設コースで360°ターン・急ブレーキによる一旦停止・パイロンスラローム・バックでの車庫入れを行い、氷雪路上でいかにすれば早く・的確に車両をコントロールできるかを実践に於いて確認いたしました。当日は午前は雪が降りしきる中での走行だった為、積もった雪にタイヤを取られ、なかなか思うように走れない方もいらっしゃいました。同じ車両で午前はFF、午後からは4WDに切り替えて同じコースを走行する事により、駆動方式によって変化する動きについても体感。午後からは天候が回復しましたので、雪にタイヤを取られる事は減りましたが、今度は踏み固められた雪が氷のようになり、滑りやすい路面へと変化致しました。

実技だけでなく、お昼にはインストラクターとしてモータースポーツ歴40年の南出 司さんによる講義を実施いたしました。効率的なブレーキの踏み方や、なぜ雪氷路では曲がろうとしても大回りになってしまうのか?など、いろいろ教えていただきました。また、コンテスト終了後には参加者を助手席に乗せてのデモランもおこなって頂きました。
講義2 講義1 講義3 講義4 デモラン FF表彰者 4WD表彰者 総合表彰者