ブリザードラリー2016 当日の様子

2月21日(日)に行われた「北海道ブリザードラリー」は皆様のおかげで無事終了する事ができました。今年は前日までの暖気でコースの圧雪が融け、その上に当日朝に突然の降雪となった為、コースコンディションが良くなく、参加者の皆様は苦労が多かったと思います。初めてご参加いただいた皆様、例年はもっとガチッとした路面なのですよ。
今年はTOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジカップの第1戦と併催だったためエントリー台数は42台なりました。そんな中で今年も熱い戦いが繰り広げられました。
それではラリーチャレンジカップからご紹介していきます。


ラリーチャレンジカップクラス
E-2(86エキスパートクラス)
E-2クラスは5台がエントリーしていましたが、小倉/高田組が残念ながら体調不良で不参加、4台で争われました。地元北海道から参加の高桑/前鼻組がSS1でスタック、SS2では村木/佐々木組が、SS3では若松/神谷組がスタックし、それぞれ10:00のタイムを与えられる。これによりSS1〜3までクラスベストをたたき出し、最後までスタックする事が無かった伊豆野/東山組の「ART☆KOJIMA86」が優勝!
E-3(トヨタ車クラス)
E-3クラスは地元から米谷/山﨑組がZZT231セリカで参加。FFのトラクションを活かして86を上回るタイムで走行するもSS5でスタック!めでたく「10分友の会」に入会致しました。
E-1(Vitz1500ccエキスパートクラス)
E-1クラスは行徳/吉澤組が現行131ヴィッツで参加。さすが昨年のE-1クラス1位コンビ、安定した走りでスタックする事も無く無事フィニッシュ!
C-2(Vitz1500ccチャレンジクラス)
C-2クラスは3台が参加。SS3までは地元の西野/吉野組が3連続チャレンジカップベストタイムをたたき出したがSS4で痛恨のスタック。これによりずっと2位に付けていた白州/宮下組がトップに立ちそのまま優勝!チャレンジカップ全体でも総合1位となりました。
C-1(Vitz1000ccチャレンジクラス)
C-1クラスは小林/小林組が出場。パワーは少ないが軽量な初代ヴィッツの特徴を生かしてトータルタイムではC-2クラストップの白州/宮下組の4.6秒差にせまった。
C-0(AQUAチャレンジクラス)
今年新設されたアクアクラスにはドライバーとしては初めてラリーに参加する笠原君と全日本ラリーや海外ラリーでもコドライバーを務める竹下さんペアが参加。とてもドライバーが初ラリーで、しかもオートマ車とは思えないタイムで全SSをスタックする事も無く走りきり、終わってみればラリーチャレンジクラス全体で総合2位のタイムをたたき出しました。

北海道地区戦クラス
Ch.RA-5(チャンピオンRA-5クラス)
本大会では最大クラスとなったこのクラスを征したのは昨年の同クラス(昨年はチャンピオンCクラス)のシリーズ覇者、山田/瀧組。2位は山田/瀧組とデッドヒートを繰り広げた松波/石丸組。SS1の16.2秒差が最後まで祟り、最終的には16.0秒差。ラリーに「もし」は無いが悔やまれるSS1となった。
Ch.RA-4(チャンピオンRA-4クラス)
3台で争われたこのクラスはマイベックエンジンを載せたミラージュ4WDの山口/山口組とブーンX4の山内/中田組に対しFFインテグラの井土/河野組がSS3でクラストップタイムを出すなど気を吐くが、結果はブーンの山内/中田組が優勝!
Ch.RA-3(チャンピオンRA-3クラス)
5台で争われたこのクラスは初代スイフトを駆る泉/小池組が貫禄の勝利。SS4以外はトップタイムを譲る事無く2位と23秒差を付けてのフィニッシュとなった。
Ch.RA-1(チャンピオンRA-1クラス)
このクラスは池田町からラリー北海道にも参加している阿部/阿部組が参加。しかし残念ながらSS4でスタックし「10分友の会」入会。
Jr.RA-4(ジュニアRA-4クラス)
このクラスも残念ながら参加は1台。車両はプロトンのサトリアネオ。過去にクスコチームからラリー北海道にも出場したマシンです。Ch.RA-4のタイムには及ばないものの、一度もスタックする事も無く安定した走りで無事完走!
K-Car(軽自動車クラス)
2台で争われたこのクラスはお互いにトップタイムを出し合うデッドヒートだったが、佐藤/仲田組のアルトがエンジン不調になりSS5,SS6で失速。結果的には谷岡/吉川組が1分近い差を付けて勝利した。

クローズドクラス
普通免許証と車検のある車があれば参加出来るクローズドクラスには9台が出走。ジムニーやライフ、R2など多彩な車両が参加しました。みんなそれぞれのレベルで無理無く走行。なお、完走すればJAFの国内Bライセンスの取得資格も得られます。

会場の様子
会場内のHQ1階ではラリーグッズの販売が行われました。
PIAA-ADVANチームで全日本ラリーで活躍しているプロドライバーの奴田原選手が遊びに来てくれたので、お客さんの要望に応えてサインしてもらいました。
購入したTシャツに奴田原選手のサインを貰ったのは、今回クローズドクラスでスイフトで出場の出口夫妻。今回の完走証明でBライセンスを取得し、今度は北海道地区戦に出場予定と聞きました。
ラリ−の世界へようこそ!
こちらのお客様は7歳の時にも奴田原選手にサインを貰った事があるそうです。そして今回2度目のサインをゲットしました。いい笑顔してます。

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