8月2日(日)にラベンダーで全国的に有名な富良野で開催された「2009 RALLY FURANO」に須藤と私がオフィシャルとして行って参りました。
札幌を早朝3時(! )に出発し、5時前に到着(選手は土曜日レッキの為、前日入り)。現場には多くのオフィシャル担当者が集合しており、その中には中田 昌美さんも岡村さんの依頼で参加していました。
説明を受けた後、配属されたのはSS2/3/5/6のFF(フライングフィニッシュ)。
林道の中に設置されたFFで、我々の待機場所は斜面の草刈した場所。ラリーが始まるというワクワク感の中で、唯一例外だったのは「天気」。
週間天気で雲りだった天気予報は見事に外れ、雨対策を全く施していない我々に容赦なく降り注ぎました(ちなみに午後2時ごろまで降りっぱなし)。
もちろん足元はドロドロ、パラソルを支給していただいていたので雨を防ぐことはできましたが「気象庁に文句の一つでも行ってやろうか」ってな具合で、次回は天候に関係なく長靴持参でと切に反省をした次第でした。
8時過ぎにSS1がスタートし、我々の前に選手が登場したのはおよそ10時半。
今回AG.MSC北海道からは5組がエントリーしており、まずはゼッケン1番をつけた萩中 俊介(AG)/永井 真(THIBAULT)組が通過。その後に2番をつけた山田 健一(AG)/太楽 敬(AG)組、6番の大藤 潤一(AG)/五十嵐 恵子(AG)組、9番のミネ(AG)/マッチョン(AG)組のチャンピオンCクラスエントリー組が次々と通過して行きました。そして少し間をあけてジュニアBクラスのゼッケン23番、南 篤典(AG)/萩中 陽子(CMSC札幌)組が通過し、全員がこの荒れた路面で無事通過してくれたことにホッとしました。
チャンピオンCクラスは萩中/永井組、山田/太楽組、そしてゼッケン4番の中村/亀森組が激しいデッドヒートとなり、大藤/五十嵐組も虎視眈々と狙える位置で構える中、最後の最後で優勝したのは中村/亀森組でした。
2位の萩中/永井組との差は何と2秒!しかも最終SS6で逆転と非常に熱気あふれる展開となりました。3位には山田/太楽組、そして4位には大藤/五十嵐組と、2位~4位はAGクラブ員が占めるという結果を残してくれました。ミネ/マッチョン組も完全コースアウトをしたにもかかわらず、無傷でそのままコース復帰し無事完走。しかもミネさんには最後に素晴らしいプレゼントが待っていました。
ジュニアBクラスの南/萩中組はずっと2位タイムを刻みながら、進んでいたのですが、SS5でFFに戻って来ない・・・。
その間に後続の車両が通過し、状況を聞いたところ「SS5で止まった」との事。
その後スイーパーカーで無事に2人がゴール地点にたどり着いたので、けががないことにホッと一安心。そしてSS6終了まで待機した後に、車の引き上げに戻っていきました。
我々はSS6でスイーパーカーが通過した後にステージを撤収。改めて路面がぬかるんでいることを実感し「選手も大変だっただろうなあ」と改めて感じた事でした。
リザルト
その後サービスパークに到着。ミネママ(ミネさんの奥さん)から小腹が空いていたのが悟られたのか、お手製の「お好み焼き」をもらい、あまりのうまさに速攻で平らげてしまいました。
そして18時からは表彰式。会場の素晴らしさに感動しながらみんなの雄姿をカメラに収めようと、最前列を確保。
リザルト
ステージに並んだ選手副賞の多さに感嘆しながらも、どうしても気になったのが一番右端に鎮座している「Wii」と「Wii Fit」。
何でも主催者の保険の還元で、選手向けへの特別品だという事なので皆の期待はいやがうえにも高まる・・・。
そして表彰式終了後、遂に始まった「WiiおよびWii Fit争奪ジャンケン大会」。
提供してくれた保険会社代表が前に立ち、彼に勝った人だけが生き残っていくというサバイバルの中で、遂に幸運を手に入れた人が決定。
「もともとじゃんけんはなぜか勝つんだよね」と言いながらも、お見事!おそらく家に帰ったら早速試したことでしょう。
そしてその盛り上がりの中、総評が行われ、ラリーは終了。
改めてラリーの面白さを実感できました。
ちなみに余談ですが、今回「ラリーセミナー」も開催され、当クラブをその熱意で牽引する槙澤さんと名知さんの姿がありました。今度はオフィシャルとしてのご参加もぜひお待ちしております。