モータースポーツクラブEZOが主催する「EZO SUMMER RALLY 2009」が2009年5月24日(日)、石狩市で開催されました。
北海道のクラブ同士で行っているオフィシャル相互派遣として私と須藤の2名がオフィシャルとして当日参加し、スタートとストップを担当しました。ちなみに1本のコースをリバースで使用する設定でしたので、場所移動がないままSS毎にスタートとストップが入れ替わるという形の非常にコンパクトなラリーとなっていました。
あいにくの曇り空で石狩湾から吹きつける冷たい空気も相まって、5月末とは思えないような肌寒い気候でしたが、競技そのものは非常に白熱したものでした。
今回、AG.MSC北海道からはチャンピオンCクラスに4組(山田 健一 / 大楽 敬組【AG/AG】、萩中 俊介 / 五十嵐 恵子組【AG/AG】、大藤 潤一 / 宮本 博基組【AG/MSC-KITE】、ミネ / マッチョン組【AG/AG】)、ジュニアBクラスに1組(南 篤典 / 脇屋 知子組【AG/CSCC】)が参戦しました。
チャンピオンCクラスはみんなが慎重にスタートする中、最初から飛び出したのは萩中 / 五十嵐組。「最初はみんな慎重なのでその後追い上げてくる」という予測もありましたが、結果を見れば2位に20秒もの大差をつける“ぶっちぎり”の優勝!全てがかみ合った正に完勝という感じでした。
そして3位に入ったのは山田 / 大楽組。実はこの数日前にようやくシェイクダウンを済ませた車両での参加にもかかわらず、この順位に入ったという事は、さすがディフェンディングチャンピオン。次戦以降は激しい争いになる事でしょう。
大藤 / 宮本組は8位に入りましたが、悔やまれるのはSS2でのスピン。ラリーでは起こりうることですが、これがなければ順位はもう少し上でフィニッシュできたので惜しかったです。
ミネ / マッチョン組は9位になりましたが印象的なのは、ストップに到着した際の2人の笑顔。ラリーを楽しんでいる様子が肌で感じられました。
そしてジュニアBクラスの南 / 脇屋組は4位でフィニッシュ。今回のラリーはSS2が鬼門でこのステージだけで何と4台がコースアウト、そのままリタイアとなってしまいました。そのステージを3位で終えての最終4位ですので、このカテゴリーもまた後半に向けて楽しみです。
エントリー台数は36台と昨年よりも増加し、さまざまな車両が参戦。特に2WD1.5クラスは参加が4台にもかかわらず全てが違う車種で、非常にバラエティーに富んでいました。
次は6月21日(日)に行われる「Super Tarmac 2009」(主催:R.T.C)です。
リザルトやその他ラリーについての詳細はJMRC北海道HPでご確認ください。
JMRC北海道