2009年2月15日(日)に、「第23回 EZO ENDLESS RALLY」(主催:モータースポーツクラブEZO)が千歳市にあります新千歳モーターランドダートコースで開催され、南 篤典(AG.MSC北海道)/脇屋 知子(CSCC)組がJMRC北海道ラリージュニアシリーズ Bクラス優勝を遂げました!
先日のブリザードラリーに引き続き、スノーラリー第2戦となる今大会。クローズドクラスへ多くの選手が参戦したこともあり、近年稀に見る58台ものエントリーを数えました。
温暖化の影響もあってか前々日には雨が降る始末。それでも前日に若干の降雪がありスノーラリーの体はなんとか保ったものの、地盤が凍りきれずに変化が激しい路面コンディションの中、各ドライバーにとっては先が読みにくいラリーとなりました。
多くの車がコースオフなどでタイムを大きく失う中、堅実な走りで常に好タイムを連発していた南/脇屋組がついに初優勝の栄冠をもぎ取りました。昨年、ミネ/マッチョン組(共にAG.MSC北海道)が序盤で初優勝を遂げて勢いそのままにクラスチャンピオンを獲得した様に、今年は南さんにその勢いを強く感じる結果となりました。
JMRC北海道ラリーチャンピオンシリーズ Cクラスにはステップアップ組も含めて多くのAG.MSC北海道所属選手が参戦し、萩中 俊介(AG.MSC北海道)/永井 真(THIBAULT)組が第1戦に続き2位に入り、今年のチャンピオン獲得に向けて大きく前進しました。昨年チャンピオンに輝いた山田 健一/大楽 敬(共にAG.MSC北海道)組もしっかりと4位に入り、上位をうかがうポジションに付けています。
昨年ジュニアCチャンピオンに輝いたミネ/マッチョン組は11位完走。そして昨年チャンピオンBクラスでチャンピオンを獲得した大藤 潤一さんが久々のコンビとなる宮本 博基さん(MSCカイト)と組んでCクラスへとステップアップしてきました。結果は10位でしたが、ミネ組同様今後に期待大です。
そしてジュニアCクラスにはブリザードラリーで久々の復活を果たした森清 俊幸さんが萩中 俊介さんの奥様である萩中 陽子さんと組んで参戦。結果は5位でしたがこちらも体が慣れてきたころの爆発に期待大です。
さらにこのクラスもう1組の参戦者は蝦名 正憲/五十嵐 恵子(共にAG.MSC北海道)組です。蝦名さんは、近年は冬のラリーのみ参戦しておりますが、さすがと言いますかきっちり3位に食い込んできました。五十嵐さんはブリザードラリーで関根さんと組んでハイエースを走らせ、多いに観客の声援(爆笑?)を受けていました。今回は正当なラリーでしっかりと結果を残しました。
そして最後に忘れてはいけないのが、昨年のブリザードラリーでデビューした後、沈黙を保っていた我らが野田先生(AG.MSC北海道)が、1年ぶりに参戦されたことでしょう。ジュニアBクラスにミラージュでエントリーし、コドライバーには昨年、大藤さんとチャンピオンを獲得した小野 由美子さん(AG.MSC北海道)を迎え、結果はクラス4位。昨年の最後位から1つアップし、影の努力が実を結んだのではないでしょうか。
この大会の後、しばらくラリーはお休みに入り、次は5月24日(日)の「EZO SUMMER RALLY 2009」(主催:モータースポーツクラブEZO)で、大会の火ぶたが再び切って落とされます。